日本国内の安全帽メーカーで構成する日本安全帽工業会(会員21社)は、産業用、乗車用、自転車用などに使用する各種ヘルメットの廃棄物化を低減し、資源として再利用することにより社会的責任を果たすため、生産者を代表して回収ヘルメットの再資源化処理を目的とするリサイクルセンターを設立しました。
このリサイクルセンターは、国の制定した循環型社会形成推進基本法の趣旨に沿って、ヘルメットの回収と分別処理ならびに再資源化処理を行う目的で、2003年10月1日より活動を開始します。
その運営内容は、日本安全帽工業会の会員とリサイクルセンターの利用を希望する事業者が、業界団体として互いに協同して、このリサイクルシステムの活用促進を広く啓蒙し、ヘルメットを着用する多くの方々にその趣旨を理解して頂くとともに、より多くのヘルメットを回収することに努め、環境負担の軽減を図ろうとするものです。